4月18日、「中国の画家が国連を描くアート展」の記者会見が行われ、中国文学芸術界連合会書記処書記、副主席の馮遠氏が記者の質問に答えた。
「中国の画家が国連を描くアート展」は4月28日午後、北京の中国美術館で開幕する。
中国文学芸術界連合会書記処書記、副主席の馮遠氏
記者会見で展示された一部の作品
今回の展覧会では、約200人の中国の何世代かの優れた画家による、中国画の形で創作した作品が展示される。国連の192の会員国の文化のシンボル、例えば、建築物、景観、民俗、国の花や国の鳥などを創作のテーマとし、それぞれ異なったスタイルや形式で表現するものとなっている。豊富な内容にいろどられ、作品にも多様性が見られる。中国の文化のシンボルは万里の長城で、袁運甫教授の作品である。
これは北京五輪の期間の中国文化芸術界のイベントの一つとなるもので、展観のテーマである「世界は一つ」は、北京五輪のテーマ「夢は一つ」と一致したもの。
この展観は国内巡回展と国際巡回展とに分かれており、国際巡回展は、国連本部、 国連支部および諸大陸の十の国の首都で展示されることになっている。その中で、学術講座、相手国の芸術家との交流も予定されている。同時に、六種類の言語からなる展観の大画集も発行される。世界の各国の人々が中国の絵画芸術を知り、観賞する機会となるのではないかと期待されている。
「チャイナネット」2007年4月19日