上海の国際化ムードが高まるにつれ、ますます多くの外国人が、上海の現地人が集まるコミュニティに住み、上海市民とともに生活するようになった。料理を学び、中国語を話し、伝統的な節句を過ごす、上海の外国人は現地コミュニティに溶け込み、中国文化に身近に接している。中国新聞社のウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
オーストラリア出身のヨハンソンさんは「上海に来て2年以上になります。初めは外国人の多い古北地区に住んでいましたが、慣れるにつれて自分で家を探し、現地人の集まる北新ケイのある団地に引っ越しました。この方が上海人の生活を身近に感じることができるからです」と述べる。上海人の隣人らと頻繁に会うにつれ、「ありがとう」の一言しか話せなかったヨハンソンさんは現在、中国語をぺらぺら話すことができるようになったという。それだけではない。定年退職した隣人の指導の下、ヨハンソンさんは中国書道に目覚め、現在書道の勉強を本格的に始めようと考えているところだ。
「人民網日本語版」2007年5月10日