今、建設中の中国江西景徳鎮御窯の遺跡博物館は、明・清の古代建築を復元するため、海外から970万ドルの融資を受けることにしていると発表した。
御窯遺跡博物館は景徳鎮の中心部にあり、総面積は約3万平方メートル。博物館は主として、発掘した磁器の窯跡の元の様子を展示することによって、遺跡の発掘現場と御窯の出土文物がその主な観光資源になり、明清の古代建築の再建も計画するとしている。
御窯は封建王朝の皇族の窯で、「官窯」とも言う。当時、世界最高レベルの磁器を作り出した景徳鎮の官窯には、元代から清代にかけて最も優秀な職人と最高の原材料が集められた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年5月11日