孙家正文化部長
歌手の宋祖英氏
中国文化部の孫家正部長と中国の著名な歌手の宋祖英氏は23日、北京の少年宮で、ジョン・F・ケネディ芸術センター、ケネディセンター国際芸術委員会から、同委員会の芸術金賞を受賞した。
ジョン・F・ケネディ芸術センターはアメリカの国家クラスの総合文化施設であり、世界的に高く評価されている。スペインのテノール歌手のプラシド・ドミンゴ氏、アメリカのスティーヴン・スピルバーグ映画監督、アメリカの俳優のクリント・イーストウッド氏なども、この芸術金賞や生涯芸術成果賞を受賞したことがある。ジョン・F・ケネディ芸術センターのマイク・カイセル所長は、孫家正部長と宋祖英氏の受賞の理由について、「われわれは、受賞者を選考する際、芸術面における成果、ケネディ芸術センターに及ぼしたイメージ、世界の芸術に対する貢献度などを主に参考にした。孫部長は、中国文化のアメリカへのPR事業をリードする役割を果たし、孫女史はケネディ芸術センターですばらしいコンサートを行ったことがあり、美や芸術を完璧な形でアメリカの人々に伝えた。これらが彼ら両氏に賞を授与した理由である」と語った。
2006年10月12日、ケネディ芸術センターでコンサートを行う初めての中国人歌手として、宋祖英氏はアメリカの国家交響楽団の伴奏のもとで、「ジャスミン」「好日子(いい日)」「われら中華を愛す」などの歌を歌い、大きな成功を収めた。これも今回の受賞の理由の一つとなった。
「チャイナネット」2007年5月25日