広東省汕頭市南澳県で今年5月、地元の漁師が沈没船を発見、中から宋・元・明の3代にわたる磁器138点が発見された。考古学者が1カ月にわたって鑑定を行った結果、この沈没船は明代のもので、文化財が1万点以上積まれていると推測される。考古学者は、「同船の発見によって、同海域が明代にはすでに中国船と外国船とが貿易を行う重要な場所だったこと、海上のシルクロードの重要ルートの1つだったこと、国際的な貨物運送の重要な中継地点だったことが証明された」と述べる。
「人民網日本語版」2007年6月11日