中国成都市文物考古研究院が9日に明らかにしたところによると、考古学専門家が中国西南部の都市成都郊外の金沙遺跡で、今から約3000年前の黄金の仮面など342件の重要な文化財を発見した。これはこの遺跡が発見されて6年の間で最も重要な成果の一つである。
今回出土した文化財のうち、45件は金の器具、88件は銅の器具、194件は玉の器具である。黄金の仮面の大きさは、幅が20センチで、高さは11センチ、厚さは0.04センチ、重さは46グラムがあり、中国で発見された同じ時代のものとしては、最大で、保存が最も完全なものだということである。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年6月12日