北京で進められている正負電子衝突型加速装置の重要改造プロジェクト(BEPCII)でこのほど、超伝導磁石3体の励磁テストに成功した。ここから中国の加速器用低温・超伝導技術が大きな進展を遂げたこと、中国人技術者が同技術を掌握し、大型低温・超伝導磁石を独自に設計・製造する能力を備えたことなどがうかがえる。中国科学院(科学アカデミー)高能物理研究所が明らかにした。 「人民網日本語版」2007年6月15日