北京市亦庄経済技術開発区でこのほど、古代の墓群と生活遺跡450余カ所、および唐三彩の香炉3000点余りなどの生活用品が発見された。この一連の考古学的発見から、同地域が漢代・唐代には人口が集中する比較的大規模な都市だったことがわかった。北京市文物研究所は、亦庄が北京市の漢(紀元前206年~紀元後220年)・唐(618年~907年)の考古学の「焦点」として、地下文化財の重点保護地域になるだろうと述べた。「北京日報」が伝えた。
北京市文物研究所の張治強氏によると、亦庄の涼水河一街の工事現場でこのほど、64基からなる古代の墓群を発見したという。今回発見された墓群は西漢(前漢:紀元前206~紀元後8年)後期から東漢(後漢:25~220年)のレンガ式の墓を中心に、漢代の墓59基、唐代の墓2基、遼(916~1125年)金(1115~1234年)代の墓3基もあるという。
「人民網日本語版」2007年6月28日