夏が日々近づきつつある。日焼けを心配する人たちは日傘を差してサングラスをかけ、外出前には日焼け止めクリームを塗って「紫外線」という強力な敵を迎え撃とうとしている。しかし日焼け防止には、体の内側から対策することも重要だ。台湾の雑誌「康健」5月号では「日焼け予防」に役立つ6種類の食べ物を紹介している。夏には多く摂取したいところだ。「健康時報」が伝えた。

（１）毎日ビタミンCを豊富に含む果物を2～3個食べる。グアバやキウイフルーツ、イチゴ、ミニトマト、柑橘類などがよい。

（２）黄色野菜を適量摂取する。にんじんやマンゴー、トマト、パパイア、エンサイなどの赤や黄色の野菜や深緑の葉物野菜は多くのカロチンや植物性物質を含み、酸化防止に役立ち、皮膚の抵抗力を高める。

  （３）豆製品を日常的に食べる。大豆に含まれるイソフラボンは植物性の女性ホルモンの一種で、酸化防止の機能も持ち、女性のきれいな肌を守るのに欠かせない食物の一つだ。大豆製品のうち、豆腐や豆乳（砂糖は入れない方がよい）が比較的お奨めだ。

  （４）堅果（殻の堅い果物）をおやつ代わりに食べる。摂取した脂肪分が皮膚にとって良いかどうかは、それがどういった種類の油かによって違う。堅果に含まれる植物油の多くはビタミンEを含み、酸化防止と遊離基の除去に役立つ。

（５）ホットココア。いくつもの科学研究でチョコレートが健康に役立つ食べ物であることが証明されている。チョコレートにはポリフェノールやフラボノイドといった様々な種類の酸化防止物が含まれており、適量摂取すると皮膚によい。

（６）毎日2杯のお茶を飲む。米国の研究によると、緑茶や緑茶成分を含む健康食品を摂取することで、日焼けによる肌荒れやたるみなどの原因となる過酸化物を約3分の1減少させることができる。一般の健康な人が体のためにお茶を飲むなら、毎日2～4杯が適量だ。

 

「人民網日本語版」2007年7月3日