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河北省邯鄲市で1500年前の東魏の墓を発見

このほど、河北省邯鄲市の磁県では、盗掘されたことのない1500年前の東魏期(534年-550年)の墓が発見された。現在、墓室の壁画が剥離に成功したことで、墓の発掘と文物保護作業はほぼ完了した。

この墓は全長25メートルで、深さ10メートル。傾斜した墓道から下へ、通路としての洞窟、天井、渡り廊下を通じて墓室に入ることができる。墓室では、東魏期の最も早期のものと見られる青竜の図案および陶器、青銅器、磁器、石器などの副葬品が発見された。彩色上絵(うわえ)のついた陶俑だけでも145点はあった。墓室の中で墓主の身分をはっきりと記録した墓誌が見つかったことは重要なことである。墓誌によれば、墓の主は元祜という皇族であり、東魏天平四年(すなわち537年)に葬られたものと見られている。かつて徐州刺史の職にあった人で、死亡年齢は56歳と推定されている。

墓室で発見された人面獣身彩陶

東魏は中国の歴史の上わずか17年しか存在しておらず、主に当時の黄河の中下流地域を管轄していた。中国社会科学院考古研究所の朱岩石研究員によると、東魏の歴史が短かったこともあって、この時期の墓はほとんど無傷で保存されている事例はないが、元祜の墓は構造がはっきりしているばかりか、副葬品も豊富で、実物の資料がかなり整っているので、当時の歴史文化及び北朝芸術史の研究には高い学術的価値がある。

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