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米ドキュメンタリー映画「南京」 北京で試写会
発信時間: 2007-07-05 | チャイナネット

「南京大虐殺」を題材にした、米国人制作のドキュメンタリー映画「南京(NANKING)」の試写会が3日、北京で開かれた。「新華日報」が伝えた。

  中国版「シンドラーのリスト」と呼ばれる同作品は、AOLのテッド・レオンシス副会長が個人的に200万ドルを出資して制作、ドキュメンタリー映画「Twin Towers」でオスカーに輝いたビル・グッテンターグ氏と、ダン・スターマン氏が監督を務めた。ドイツ人のジョン・ラーベや米国人女性宣教師のミニー・ウォートリンが避難所を設置して南京市民を救った物語を描く。作品では彼らの日記や手紙をナレーションに、生存者への取材や大虐殺に加わった旧日本兵の回想が挿入される。

  グッテンターグ監督は「皆殺しの物語を描くことを狙ったドキュメンタリーでは決してない。観客には物語の中に入り、当時の南京を追体験し、最も暗い時代にも光のあったことを感じてもらいたい」と語る。

  映画には、非常に貴重なディテールが多く盛り込まれている。制作スタッフは世界各地でフィルムを収集し、1つの作品に仕上げた。7月7日から中国各地で相次いで一般上映される。

  「人民網日本語版」2007年7月5日
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