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夏のニンニク、殺菌や脳の働きを助ける効果あり

初夏は病原菌の活動が活発になる時期にあたる。この時期にはニンニクを多く食べると良い。「北京青年報」が伝えた。

ニンニクは強い殺菌力を持つだけでなく、細菌性の風邪や下痢、胃腸炎、扁桃腺疾患などに対する治療効果がある。また新陳代謝を促進、食欲を増進し、動脈硬化や高血圧を予防する役割も持つ。

ニンニクにはまた脳の働きを助ける効果がある。ニンニクがビタミンB1の作用を強化するためとみられる。ビタミンB1はブドウ糖を脳のエネルギーに変換する過程を補う重要な物質だ。また最新の研究によると、ニンニクは放射性物質が人体に与える害を抑制し、そのダメージを軽減する効果がある。

ニンニクを食べるのはこのように体にとってよいものの、生で食べ過ぎると健康を損なう。生でニンニクを食べる上では次のいくつかの点に注意する必要がある。

(1)空腹時に生のニンニクを食べたり、ニンニクを食べた後に熱いスープや茶を飲んではならない。

(2)1日おきに少しずつ食べる。食べるときは2、3粒を限度とし、肝臓や腎臓、膀胱に問題のある人は治療期間には食べない。

(3)心臓病や慢性便秘の人は少量にとどめる。蜂蜜と一緒に食べない。

またニンニクを生で食べると口内に独特のにおいが残る。このにおいを消すのには茶葉を噛むのが簡単かつ効果的で、その後濃いお茶でうがいをするとよい。

「人民網日本語版」2007年7月16日

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