市場に出回っている種類豊富なパン。どんなパンを選ぶかにはコツがあるという。「健康時報」が伝えた。
最も低カロリーなのは皮がパリッとしたパン。このようなパンは甘みが少なく、砂糖、塩、脂肪の含有量が極めて少ないため、焼き上がったパンの皮はパリッとしていて噛みごたえがあり、焼きたてを食べると大変美味しい。フランスパン(バケット)はこの種に属している。
子供が大好きな食パン、ミルクパン、多くの菓子パンは全て、ソフトパンの仲間である。ソフトパンには砂糖が約15%、脂肪が約10%、食パンにはそれ以上含まれる。ただし、卵と粉ミルクも加えられることで栄養価もやや高まり、成長期の子供に適したパンといえる。
パンの中でもカロリーが最も高いのは歯ざわりが良いデニッシュパンで、普通は20~30%のマーガリンやバターが含まれており、独特のパイ層を形作っている。レーズンやチョコチップが入ったものも多い。口当りが良い上柔らかく、とても美味しいが、あまりにも飽和脂肪酸(SFA)が多くカロリーが高い上、心臓血管系の健康を損ねるリスクが高いと言われるトランス脂肪酸(TFA)も含まれている。この種のパンは食べすぎに注意する必要があり、1週間に1個以内にとどめておくべきだ。
「人民網日本語版」2007年7月16日