蒸し暑い夏、ややもするとすぐに全身汗まみれになってしまう。汗をかくと多くの人は水分を補給することを思いつくが、流れてしまった汗には水分のほかに、人体に必要不可欠なカリウムが含まれる。「生命時報」が伝えた。
カリウムは人体にとって重要な栄養分で、夏にカリウムの不足を予防するのに最も安全で効果的な方法は、豆類、野菜、果物などのカリウムを多く含む食品を多く取ることだという。豆類では大豆が一番カリウムを多く含み、野菜ではホウレンソウ、ジャガイモ、ヤマイモ、セロリ、レタスなど、果物ではバナナ、ミカンなどがカリウムを多く含む。
また、汗を多くかくということは、水溶性ビタミン、特にビタミンCが多く排出され、体内のビタミン不足を起こしやすく、ビタミンCやビタミンBを多く含む食品を取る必要がある。大量の汗をかいたり、体温が非常に高くなっているときは水分の補給をなるべく少なくし、数回に分けることで、汗の排出を遅くし、水分の蒸発量を減らすことが出来るといわれている。
「人民網日本語版」2007年7月18日