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ウエストサイズダウンで病気リスク低下 仏研究者発見

9年でウエストサイズが7.6センチ以上増えると、メタボリックシンドローム(代謝症候群)になるリスクが増大する。逆に2.5センチ以上サイズダウンした人は、ウエストサイズが変わらない人よりリスクが小さくなる。フランスの研究者がこのほど発見したとして、新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同研究者が糖尿病に関する専門誌に発表した論文によると、ウエストのサイズダウンがメタボリックシンドロームの女性に対して効果を上げた。同じようにメタボの症状があった女性でも、ウエストが2.5センチサイズダウンした人は、症状が改善される確率がサイズが変わらなかった人の約3倍に達した。

ウエストのサイズダウンは男性にも効果的だ。フランスの国立衛生医学研究所(INSERM)の研究員は、ボディマス指数(BMI)とウエストサイズはともにメタボのリスクをはかる重要なデータであり、BMIが正常でもウエストサイズが基準をオーバーしていればリスクは高いと指摘する。

ウエストサイズの増加にともない、高血圧や高コレステロールのリスクも増大し、糖尿病や心臓病の罹患率も高くなる。

「人民網日本語版」2007年7月20日

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