夜快適な睡眠をとるには、夜何を食べるかが非常に重要だ。何を食べると快適な睡眠に役立ち、何が睡眠を妨げるのだろう。
(1)カフェイン
カフェインを含む食物は神経システムを刺激し、また一定の利尿作用を具え、不眠をもたらす一般的な原因となることは広く知られている。
(2)辛い食べ物
夕食に唐辛子やニンニク、たまねぎなどを食べると、胃に灼熱感を与え消化不良となり睡眠に影響する。
(3)油の多い食物
油の多い食物を食べると腸や胃、肝臓、胆嚢、膵臓に負担を与え、神経中枢を刺激してずっと働く状態にさせるため、不眠になる。
(4)満腹感のある食べ物
消化過程でガスを発生する食べ物は腹部の膨張感を生じ、正常な睡眠を妨げる。豆類や白菜、たまねぎ、トーモロコシ、バナナなど。
(5)酒類
就寝前の飲酒は睡眠を促進すると思っている人が多いが、研究によると飲酒により速く眠りにつくことはできるが、ずっとレム睡眠のままでノンレム睡眠に入りにくい。そのため飲酒した人は睡眠の時間は長くなるものの、起きた後に疲労感が残ることになる。
「人民網日本語版」2007年7月24日