米国・カリフォルニア州立大学がこのほど「米国科学アカデミー紀要」に発表した研究報告によると、カレーが認知症予防に効く可能性があるという。カレーに含まれるクルクミンの成分が人体の免疫システムの細胞を刺激し、高齢による認知症(アルツハイマー症)を生じるベータ・アミロイド蛋白質を消滅させるのを促す。
これまでにも別の研究で、高齢による認知症防止効果の他に、カレーの中のクルクミン成分が腫瘍の成長を抑制する効果があるという報告もされている。
「人民網日本語版」2007年7月26日