人々の野菜と果物に対する関心は高いが、イモ類はいつも忘れられがちだ。特にジャガイモは、デンプン含有量が高くて太りやすいと誤解されているため、口にしない人が多い。しかし実際には、主食として考えると、ジャガイモのデンプン含有量は決して高くなく、ダイエット食品としても有効だ。「健康時報」が伝えた。

  ジャガイモは水分含有量が高いため、デンプン含有量はわずか20％前後に過ぎず、また満腹感を与える食物繊維を豊富に含んでいる。ごはんの代わりにジャガイモを主食にすれば、おなかいっぱい食べても太りにくい。

  ジャガイモはアルカリ性の食品で体内の酸・アルカリバランスを整えるほか、カリウム、マグネシウムも白米や小麦粉より多く含まれている。タンパク質が豊富で、体に必要な各種アミノ酸を取ることができる。白米・小麦粉にはないビタミンCも含まれている。さらに柔らかい食物繊維が豊富で、胃腸を刺激しないため、胃潰瘍や腸炎などを患う人でも安心して食べることができる。 

  「人民網日本語版」2007年7月27日