国家航天局は29日、中国とブラジルの共同開発による地球資源衛星1号「02B星」が検査に合格し、今年9月か10月に長征4号乙キャリアロケットにより太原衛星発射センターから打ち上げられると発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「02B星」は両国の協力による3基目の資源衛星。国家航天局の担当者は「02B星は高識別観測任務を増やしており、その打ち上げと運用の成功は、資源衛星データの連続して安定したサービスを促進し、資源衛星データの国際的影響力を引き続き拡大する」と話す。
両国の協力による1基目と2基目の資源衛星はすでに100万枚以上の画像を撮影し、中国の計1200万余りのユーザーに提供。そのデータは農業、林業、水利、国土資源、地質鉱物、測量、災害、環境モニタリングなど各分野に活用されている。データはブラジル、中国周辺、南米でも幅広く利用されている。
「人民網日本語版」2007年7月30日