江西省の靖安東周墓群で重大な発見があった。29日までに同墓群の棺47基中22基が調査され、1000年前の織物20件余りを含む、貴重な文化財200件余りが出土。これまでに発見された中で最古の絹織物であり、中国織物の起源や発展に対する認識が一変すると専門家は見ている。中国新聞社が伝えた。
首都博物館の絹織物の専門家・王亜蓉氏によると、スペクトルで検査すると、最大の「方孔紗」は、わずか0.1ミリの絹糸を使用、1センチあたり縦糸280本以上という驚くべき高密度で織られており、当時の紡績技術がすでに相当高い水準にあったことが示された。
「人民網日本語版」2007年7月31日