このほど補修作業を終えた科学調査船「雪竜号」は、10月30日に上海港から再び南極に向けて出発し、24回目の南極科学調査を行う。帰国予定は来年4月20日。国は今回初めて極地調査ロボットを利用し、厳しい環境下での自動観測を実施する予定だ。「新聞晩報」が伝えた。
中国極地研究センターの張占海主任によると、今回の南極科学調査は国際極年の中心的プラン「PANDA計画」のスタートを意味するもので、南極氷床の最も高いドームAに設置した天文台の評価作業を行う。雪竜号の南極到着後、17~18人のチームがドームAで気象や地理環境を観測する予定だ。
「人民網日本語版」2007年8月9日