米国の「経済心理学」誌最新号において、研究の結果、容姿が良いとされる人は、そうでない人に比べ、仕事上でより良い人間関係を築き、より高い収入を得ていることがわかった。しかし研究員は同時に、容姿がよくても能力が足りない人は、容姿が普通の人により追い抜かれやすい傾向があると指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
英国「デイリーポスト」の12日の報道によると、研究員は容姿によって研究対象を3組に分け、行動と財産獲得力に対して分析を行った。
研究報告によれば、容姿によって価値が上昇する現象が発見された。つまり、容姿が優れている人は、一般的な容姿の人よりも多くの収入を得る傾向にあり、また容姿が普通の人は、容姿が劣る人よりもさらに多くの収入を得ている傾向にあり、このような現象が多くの業種において確認された。こういった現象は決してその人の行動によってもたらされるのではなく、周囲の人が、より積極的にその人と協力しようとするために起こっているようだ。
しかし、研究結果はまた、ただ容姿が良いだけで、団体の中で発揮する能力が備わっていない場合、容姿の良さはむしろ当人に不利に働き、容姿の劣る人が競争を制する傾向があると指摘した。
「人民網日本語版」2007年8月16日