日本の厚生労働省が22日に発表した調査結果によると、若いときにやせ型で中年になって10キロ以上太った男性は、心筋梗塞などの虚血性心臓病になる可能性が、体重が相対的に安定している人に比べ2倍になることが明らかになった。
厚生労働省の研究チームおよび岩手、茨城、長野、高知、沖縄など8県で、40歳から69歳の約9万6000人を対象に、最長12年にわたる追跡調査を行った。この調査期間中、計399人の男性が虚血性心臓病にかかった。
研究員らは全ての男性被験者のBMI(肥満指数、体重(キロ)÷身長(メートル)の二乗)を調査、この値が23から25の間の男性に比べ、30を越える肥満男性は心臓病にかかる可能性が1.8倍高いことがわかり、肥満と心臓病の関係が改めて実証された。今回の調査において、研究員は特に被験者の心臓病の発生率と体重の増減の関係に注目していた。(編集YT)
「人民網日本語版」2007年8月24日