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処暑が到来 「秋の疲れ」への対処は? 

  暑気が和らぎ、気温が徐々に下がりはじめた。天候が涼しくなるにつれて、けだるい「秋の疲れ」もこの時期に現れてくる。専門家の意見では、この時期は日常生活を調整することが必要で、精気を養い蓄え、「秋の疲れ」に対処しなければならないとのことだ。新華通信社のウェブサイト『新華網』が伝えた。

  猛暑の夏は、大量の汗をかくことで体内の塩分や水分の代謝が狂い、胃腸の機能も弱まり、心臓循環器系統や神経の負担が増加している。さらに加えて十分な睡眠がとれず、快適な環境の調節もできない状況で、人間の体力の消耗は過剰になっている。秋になると、汗をかくことも少なくなり、体温の生成・発散および水分・塩分の代謝も徐々に回復し平衡が保たれる状態で、生理的な休息調整の段階に入り、そこで人間の身体には疲労感が現れ、「秋の疲れ」を生み出す。

  専門家は「秋の疲れ」に適切に対処し、それを和らげるには、睡眠と食事がとりわけ重要だとしている。まず、十分睡眠を確保し、夏に夜遅く寝ていた習慣を改め、できるだけ早寝早起きをし、同時に昼ごろには適度の昼寝をするのがよい。その次に、食事はあっさりとしたものにして、刺激の強いものや脂っこい肉食を控え、にんじん、白菜、りんご、昆布などビタミンを多く含むアルカリ性食品をたくさん食べるのがよい。また、良質のたんぱく質も適切な量を摂取する必要がある。このほか、この時期は戸外での運動も適宜増やすことも大事で、朝晩のジョギング、太極拳、体操、山登りなどがよい。 

 
  「人民網日本語版」2007年8月28日

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