共産党北京市委員会、北京市人民政府の承認を経て、北京市における第11次5カ年計画(2006-10年)期間中の文化創意産業の発展方針を盛り込んだ計画「北京市『十一五』時期文化創意産業発展規画」が発表された。「北京晨報」が伝えた。
同「規画」によると、第11次5カ年計画の期間中、北京市は文化創意産業の発展に力を入れ、北京市が全国の文化的中心として、文化創意産業を主導する影響力を向上させ、文化創意産業が社会的な富と雇用機会を創出する能力を強め、文化創意産業を首都経済の重要な柱とする方針だ。そして、北京市を全国の文芸公演の中心、出版・発行と版権取引の中心、ラジオ映画テレビの制作、取引の中心、アニメーションとネットゲームの研究開発を行う中心、広告と会議展示の中心、骨董品や芸術品の取引の中心、創意設計の中心、文化観光の中心、文化体育レジャーの中心として建設していくことにした。期間中には北京市の文化創意産業の生産額が年率15%前後の伸びを示すと予想している。2010年には文化創意産業の生産額が全市の域内総生産(GDP)の12%以上を占める見通しだ。
2006年の北京市における文化創意産業の生産増加額は前年同期比15.9%増の812億元で、市全体の10.3%を占めた。文化創意産業の資産総額は同19.9%増の6161億元、収入は同29.4%増の3614億8000万元だった。
「人民網日本語版」2007年9月10日