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三大宇宙基地が一般観光客受け入れ(2)甘粛酒泉
  ■甘粛酒泉:10月から衛星打ち上げ現場を開放

  甘粛省酒泉市の北東210キロの巴丹吉林(バダインジャラン)砂漠に位置する酒泉衛星発射基地は 1958年に建てられ、中国で最大の衛星打ち上げ基地として知られる。これまでに科学試験衛星21基の打ち上げに成功した。このうち、8基は回収型衛星で、成功率は100%を誇る。

  酒泉市観光局の担当者は、「10月以降に内部の見学が制限付きで開放される」と見通しを語った。航空宇宙部門の認可が必要となるため、関連の観光開発計画はまだ検討段階にあるという。

  同担当者は「制限付き開放」の意味について、中国大陸地区の観光客のみがロケットの打ち上げを見ることができると説明した。

  酒泉衛星発射基地はこれまでに発射棟、宇宙飛行士の楊利偉さんが訓練を受けた施設など一部が観光客に開放されている。ロケット打ち上げに関しては、航空宇宙部門との調整が行われている。

  酒泉市観光局は、有人宇宙船「神舟」の打ち上げに関しても、発射基地側と見学ツアーの開始に向けた交渉を続けている。 

  「人民網日本語版」2007年9月27日

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