■海南文昌:航空宇宙テーマパークを開発へ
海南省政府は9月24日午後、文昌市に建設中の「海南航空宇宙発射場」周辺の総合開発に関する計画説明会を開いた。計画部門の担当者は、航空宇宙公園の青写真を公開した。同公園は航空宇宙分野の権威ある科学普及教育基地となる。
開発区域は文昌市東郊鎮の北東部にあり、生態保護、ハイテク、体験性という3つの原則で計画が立てられた。航空宇宙関連の科学技術業務、航空宇宙をテーマとした娯楽、航空宇宙と関連するビジネス・レジャー、生活区という4つの機能別に開発が行われる。
観光客がロケットの打ち上げを見学できるように、計画には複数の展望ポイントの設置が盛り込まれている。ある展望台は、普段は発射場の全景を見学でき、ロケット打ち上げ見学用にも利用される。また、海上に設置される展望台からも打ち上げの模様を見ることができ、 3000人が収容可能だ。観光客は専用観光バスで発射場内の発射作業場、組み立て工場などの見学ルートを回る。
「人民網日本語版」2007年9月27日