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中国、2010年までの宇宙開発計画を発表へ
  第11次五カ年計画(2006~10年)期間の中国の宇宙開発計画が間もなく発表される。「北斗星」システムは衛星30基からなる衛星ナビゲーションシステムに進化する。深センの中国国際高新(ハイテク)技術成果交易会で、中国航天局の孫来燕局長が明らかにした。

  中国の実施間近の5大宇宙開発プロジェクトは次の通り。

  (1)有人宇宙飛行では、宇宙飛行士による船外活動、宇宙船のランデブーとドッキング、宇宙飛行士の短期滞在と軌道上の長期間の自動飛行が可能な宇宙実験モジュールの建設。

  (2)月探査では、第11次五カ年計画中に月周回探査、地球・月間の宇宙環境調査を実現する。「嫦娥1号」の打ち上げ後は、月探査プロジェクトの第2、第3段階に着手。2013年前後に月面巡視探査機を打ち上げ、月面に軟着陸して探査。次に小型のサンプル採取帰還カプセルを発射して月面のサンプルを地球に持ち帰り、詳細な分析を行う。孫局長によると、現在中国にある月面サンプルは米国から送られた1グラムのみ。科学研究用はわずか0.5グラムで、残りは将来の使用のために保存されている。

  (3)高解像度の地球観測システムの構築。国民経済の各分野の発展ニーズに応え、10~15年かけて、衛星・飛行機・成層圏飛行艇で構成される先進的で高解像度の地球観測システムを構築する。

  (4)第2世代衛星ナビゲーションシステムの構築。メッセージ通信能力と一定の妨害排除能力を持ち、全世界に拡大可能な地域衛星ナビゲーションシステムを構築する。衛星ナビゲーションシステム「北斗星」の衛星を30基に増やし、大幅な精度向上を図る。米国のGPSシステムは現在、衛星4基で構成。3基は測位、残り1基は通信時差の測定に用いられている。

  (5)新世代大型キャリアロケットの開発。6~8年かけて、直径5メートルのキャリアロケットを開発する。毒性ゼロ、汚染ゼロ、低コスト、高信頼性、高いミッション適応性などの特徴を持つ。

  写真:孫来燕局長(国防科学工業委員会副主任)

  「人民網日本語版」2007年10月15日
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