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WHO 初の漢方医学用語の国際基準を発表
  伝統的な漢方医学の奇経八脈はeight extra meridians、任、督の2脈はそれぞれconception vessel(CV)、governor vessel(GV)と翻訳するなど、3000余りの漢方医学の名詞にすべて国際統一の英語訳が確定された。世界保健機関(WHO)西太平洋地区は16日、初めての伝統的な漢方医学の名詞の専門用語国際基準を発表した。これは、同機関が、4年間をかけて、漢方医学用語の国際統一化に取り組んできたもの。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

  中国、韓国、日本などの国や地域の専門家の4年間の努力の結果、WHOの伝統医学用語国際基準が制定されたことは、世界に向けて漢方医学の基準化の重要な一歩が踏み出されたことを意味する。「伝統医学名詞用語国際基準」は、英語名と中国語を対照させる形式で、全体を通して英語を主とし、漢字はすべて繁体字を使用している。これらのことはWHOと国家中医薬管理局が開いた記者会見で明らかにされた。

  WHO西太平洋地区伝統医学の担当者の話では、中医学、日本漢方医学、韓国医学などは統一して「伝統医学」と呼ぶ。各国の中医学の用語には異なる呼び方、異なる翻訳がある。統一基準を制定する目的は、現代の医学教育、医療研修、研究、情報交流のニーズに応えるためだとのこと。

  今回の国際基準の中で、専門家たちはピンインを使用しない、英語の単語を新しく作らないなどの原則を堅持し、医学的意義を十分考慮して翻訳を行った。一部のキーワードについてはさらに専門家の投票による討論で最終的に確定された。「伝統医学名詞用語国際基準」は最終的に総類、基礎理論、診断学、臨床各科など8つの大分類3543単語を含んで編集されている。 

  「人民網日本語版」2007年10月17日
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