上海青年舞踏団が演じる日中共同制作の舞劇「楊貴妃」が、日本で世界初演の幕を引き、中国公演が11月23日~25日まで上海大劇院で開幕する。中国ツアー公演では上海の他に6都市を回り、その後世界各国で公演が予定されている。企画制作:上海シティダンスカンパニー/東急文化村。主催:びあ/テレビ東京/TOKYO FM。「解放日報」が伝えた。
舞劇「楊貴妃」は、2年の準備期間を費やし、日中双方の一流スタッフが制作に力を入れきた。演出・振り付けは、雑技バレエ「白鳥の湖」、舞劇「覇王別姫」、「紅楼夢」など数多くの舞台を手がけてきた趙明さんが担当。日本側は、世界的にも知られるオペラ演出家の松元重孝さんが監督・演出を指揮し、音楽は、テレビドラマ「HERO」「華麗なる一族」等で知られるサウンドプロデューサーの服部隆之さんが担当する。
東京東急文化村で行われた9月14日の世界初演は、中国の原作舞劇として初の海外公演でもあり、2400人以上の観衆が酔いしれた。
「人民網日本語版」2007年10月30日