国家宇宙飛行局の責任者はこのほど、中国は2009年に、ロシアとタイアップして、ロシアのロケットで火星探査機を打ち上げることを明らかにした。
このプロジェクトでは、二つの衛星が打ち上げられることになっている。中国側の開発した衛星は、月周回探査衛星と同じように、火星を周回して火星の表面を撮影し、ロシア側の開発した衛星は、火星の衛星に着陸することになっている。現在、関連の準備作業及びプロジェクトの前段階のフィージビリティー・スタディーがすでに展開されている。
このプロジェクトの発足は、中国の宇宙探査事業がさらに大きな一歩を踏み出すことを示すものである。
「チャイナネット」2007年11月9日