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ロボットが庶民の生活へ 急速に進む研究開発


  
 
 上海で開催中の「中国国際工業博覧会」では、ハイテク技術を駆使して作られたロボットが展示され、訪れた人々の注目を集めている。関係者の話によれば、中国のサービス用ロボット開発は急速に発展してきており、ロボットが庶民生活に浸透しはじめる日は近いという。「新華網」が伝えた。

  サービス用ロボットには、高齢者や障害者の生活を補助するロボット、教育用ロボット、娯楽用ロボット、掃除や草刈り、警備などをする家庭用ロボット等の種類がある。展覧会で展示されている車椅子ロボットは、サービス用ロボットの代表格だ。赤外線センサーやウェブカメラを使って周囲の環境データを集め、自分で障害物を避けながら進むことができる。また「主人」の命令に従って、機械のアームで水を注いだり、ドアを開けたり 物を取ったりすることができる。この種のロボットはすでに上海の身体障害者の間でテスト利用が始まっている。

  上海交通大学ロボット研究所の曹其新・常務副所長らは、博覧会で行われた「ロボット・フォーラム」で、先進国が早くから開発をはじめた産業用ロボットと違い、サービス用ロボットの研究では、中国と先進国との技術レベルは接近しており、このまま技術の急速な発展がつづけば、サービス用ロボットは3~5年以内に庶民生活に姿を現すことになるとの見方を示した。

  上海電気集団株式有限公司中央研究院の黄建民・常務副院長によると、2010年の上海世界博覧会(万博)をめざして、同公司ではサービス用ロボットの研究開発を進めている。ハイテクの娯楽用ロボットのほか、万博で接客などのサービスをするロボットを使用する準備もしているという。

  上海だけでなく、北京や瀋陽、深センなどのロボット研究機構や企業も、万博に向けて積極的な計画作りに入っている。中国の民間音楽を演奏したり、将棋をさしたり、太極拳を舞ったりする娯楽用ロボットや、コックやウェイターをロボットが務める「ロボット・レストラン」など、万博ではさまざまなロボットたちを目にすることができそうだ。

  写真:復旦大学が研究・制作した次世代ロボット「復娃」

  「人民網日本語版」2007年11月8日

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