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中国最大の家畜メタンガス発電所が稼働開始
発信時間: 2008-01-22 | チャイナネット

内蒙古自治区でこのほど、家畜の糞尿を利用した中国最大のメタンガス発電所が稼働を開始した。同発電所は蒙牛乳業(集団)株式公司が4500万元を投じて建設したもので、発電能力は年1千万キロワット時。

蒙牛澳亜牧場の乳牛1万頭を利用し、1日当たり牛糞280トン、牛尿54トン、洗浄水360トンを処理する。これにより1日1万2千立方メートルのメタンガスを生産、3万キロワット時の発電を実現し、有機肥料も年間20万トン生産する。最大の長所は、牧場の糞便・汚水の無公害・無汚染・ゼロ排出を実現できることに加え、発電に伴う熱エネルギーを牧場の日常の暖房に利用、水も全て施設内の緑化・灌漑・牧草に利用することで、牧場栽培・乳牛飼育・製品加工の良好な循環経済システムを形成、標準石炭換算で年約5千トンの節約を期待できることだ。

「人民網日本語版」2008年1月22日

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