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独自開発のGPSチップ「領航一号」が誕生
発信時間: 2008-02-24 | チャイナネット

上海市経済委員会は21日、中国の北斗衛星ナビゲーションシステムのコアチップ「領航一号」の研究開発が成功したと発表した。「領航一号」は中国が独自に開発した完全に国産化された衛星測位用コプロセッサ・チップで、北斗衛星ナビゲーションシステム内の外国産チップを代替するものとなる。

「領航一号」チップは上海復控華竜マイクロシステム技術有限公司が開発を担当した。このチップは完全な国産化を実現しただけでなく、性能と価格面でも国外製品を大きく上回っている。同社の楊泓・市場総監によると、北斗衛星ナビゲーションシステムの従来のモジュールは2万元必要だったが、現在は千元以内に低下させることが可能だ。また「領航一号」チップは体積が大幅に縮小され、エネルギー消費も大きく低減している。

北斗衛星ナビゲーションシステムは中国が独自の知的財産権を持つ衛星測位システムで、米国のGPS、ロシアの「グロナス」、欧州連合(EU)の「ガリレオ」に続く世界の四大衛星測位システムの一つだ。

「人民網日本語版」2008年2月22日

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