約2千万元をかけて創作されたチベット風情あふれる歌舞劇

中央人民政府とチベット自治区人民政府は、チベット族の文化と芸術の継承と発展をとても重視している。チベットではこの50年、チベット語の教育や伝統音楽、舞踊、民間の物語、古典籍、古文書の整理が数多く行われてきた。

それと同時にチベット自治区では、民族文化遺産の緊急保護や整理、研究を行う機関が成立した。こうして何十年にもわたる大規模なチベット文化の発掘や整理などによって、チベット文化は確実に大々的に広まっている。

チベット族の風俗を守るため、全国的な法定休日以外に「チベット暦新年」や「雪頓節」などの伝統祭日も休日になっている。写真はポタラ広場で「雪頓節」の開幕を祝っているところ（2007年8月12日撮影）。

中国は過去20年間、7億元の資金を投入し、ポタラ宮を含む重要な文化財建築の寺院1400カ所を補修し公開した。今年はさらに5億7000万元を投資し22カ所の歴史文化財の建築を補修することにしている。これは中央政府がチベットで実施する、投入額が最も多く、最大規模の文化財補修プロジェクトだ。