ホーム>>文化>>文化一般
新改訂版「三字経」、全国の高・中・小学校に導入
発信時間: 2008-04-25 | チャイナネット

寧波市○州区関連部門によると、新改訂版「三字経」が4月25日、人民教育出版社から出版されるという。新改訂版「三字経」には、原著の真髄が受け継がれており、改訂された部分や新しく追加された部分は全体の内容の10%以下にとどめられた。 新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

「三字経」は中国に現存する最も古い、影響力が最も大きい児童向けの啓蒙教材で、その内容は、歴史、天文、地理、倫理、道徳および民間伝説に及ぶ。著者は、南宋時代(1127年 - 1279年)の著名学者で浙江省○県(現在の寧波市○州区)人の王応麟。清朝雍正5年(1727年)、ロシア語に翻訳されてロシアに伝えられ、それ以降、英語やフランス語など多くの外国語に訳された。1990年秋、国連教育科学文化機関(ユネスコ)より「世界児童道徳叢書」に指定され、全人類の共通文化遺産となった。

写真:子供の教育に三字経などの国学を取り入れることを好む親が増えている。

※ ○は耳偏に「僅」の右側

「人民網日本語版」2008年4月25日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 昔の北京を知りたい人は前門大通りへ

· 巨大な操り人形が上海にお目見え

· 中国と日本の醤文化を比べると

· 新疆で第1回恐竜文化祭開催

· 白酒の分類