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五輪でブームとなった中国要素(4)北京ダッグ
発信時間: 2008-08-27 | チャイナネット

▽北京ダッグ:中華料理の代表

全聚徳の北京ダック

北京五輪の開催ににより、北京で食べるメニューの中で金メダルに輝くのは北京ダッグだった。北京の和平門にある全聚徳北京ダッグ本店は五輪開幕以来、外国人旅行客がひっきりなしに訪れる場所となった。全聚徳では毎晩、順番待ちをする外国人は200人以上にのぼり、従業員は夜11時ごろにやっと仕事を終えるといった忙しさだった。全聚徳4階のサービス係を務める張立新さんは、「この和平門店だけでも、週末のピーク時には135万~140万元の売上があり、夜、順番待ちをする人の数は、一番多いときで400人に達した」と話す。この数は、ゴールデンウィークや春節(旧正月)の時よりも多く、史上記録を達成した。「北京ダッグも五輪さまさま!」と張さんは言う。

五輪選手村の中の食事で一番人気があるのも、やはり北京ダッグだ。ここでは毎日平均700羽の北京ダッグが食されたことからも、その人気ぶりがうかがえる。ある外国人は「北京ダッグは疑いもなく中華料理を代表する最高のメニューだ。何百年をいう歴史を持つ北京ダッグは、ドナルドダッグよりも人気がある。北京、もしくは中国に来て、北京ダッグを食べないなんて、そんな勿体無いことはできないよ」と感慨深げに言う。

あるオーストラリア紙では「北京ダッグが、リビートリケット(水泳バタフライ選手)を金メダリストにした」と、ユーモラスたっぷりに報じている。なぜなら、リビートリケット選手は、毎日3度の食事に必ず、北京ダッグを食べていたからだ。

「人民網日本語版」 2008年08月26日

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