中国科学院紫金山天文台は24日、国際小惑星センター(MPC)が発表した新小惑星公報において、新惑星が「北京五輪星」と命名されたことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「北京五輪星」は、中国科学院紫金山天文台が1977年10月12日に金牛座で発見した小惑星で、小惑星番号は23408番。
北京オリンピックが2008年8月8日、全世界の人々の熱い期待を受けて盛大に開幕した。この一大イベントを「星空に刻印する」目的で、紫金山天文台は自分たちが発見したこの小惑星を「北京五輪星」と命名するよう申告した。国際小惑星センターが24日、この申告を認可したことは非常に喜ばしい。
「北京五輪星」は、偏心率0.19の楕円軌道で太陽の周りを運行しており、太陽までの平均距離は4億5800万キロメートル。軌道上を1日147万6千キロメートルという高速度で進み、太陽の周りを5.3年で一周する。
「人民網日本語版」 2008年08月25日