香港理工大学、表面に付着した新型コロナウイルスを除去する材料を開発

香港理工大学、表面に付着した新型コロナウイルスを除去する材料を開発。

タグ:香港理工大学 新型コロナ 除去 材料

発信時間:2022-01-15 10:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 香港理工大学(以下「同校」)は13日、同校の学科を跨ぐ研究チームが研究開発に成功していた斬新な材料が、表面に付着した新型コロナウイルスや圧倒的多数のウイルス及び細菌を効果的に除去できると発表した。

 

 同校の研究者によると、この材料の名称は「抗ウイルス3Dプリント材料」だ。主な成分は樹脂で、カチオン性化合物などの抗ウイルス成分が加えられている。ウイルスの細胞膜を貫き、その構造を破壊することで、ウイルスと細菌を除去する効果を発揮する。

 

 チームを率いる同校アパレル学科の盧君宇准教授は、「実験室の試験により、この材料が物質の表面に付着し生きている新型コロナウイルス及びその他のウイルス・細菌の7割を2分内に除去できることが証明された。10分内であれば9割にのぼり、表面のほぼすべてのウイルスと細菌を20分内に除去できる」と述べた。

 

 盧氏はまた、「この材料は高度の抗ウイルス性能を持つ樹脂材料で、3Dプリント技術により各種の形状にでき、さまざまな需要に対応できる。広く公共施設に使用でき、コミュニティの防疫にサポートを提供できる。コストについては10分内に約10個のエレベーターボタンを3Dプリントでき、コストは約10香港ドルだ」と述べた。

 

 同校は昨年、特区政府民政事務総署や香港湿地公園などと協力し、この材料を使いゴミ箱の取っ手、トイレの取っ手のカバー、エレベーターボタン、点字ブロックなどを作った。材料の抗ウイルス性及び耐用性を実地で調べた。

 

 チームのメンバーで同校アパレル学科教授の簡志偉氏は、「ゴミ箱の取っ手は1年弱使ってもまったく壊れなかった。その表面からは新型コロナウイルス、大腸菌、黄色ブドウ球菌などが検出されなかった。材料が安定的な抗ウイルス・細菌性を持つことが証明された。その性能は使用3年後から徐々に低下する」と述べた。

 

 同校のチームは関連技術の特許を出願中だ。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月15日

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