▽全31省・自治区・直轄市に留学生
中国への外国人留学生の出身国家上位10カ国は、韓国、日本、米国、ベトナム、タイ、ロシア、インド、インドネシア、フランス、パキスタン。これらの学生は台湾・香港・澳門(マカオ)地区を除いた全国31の省・自治区・直轄市すべてに留学しており、計544カ所の大学、科学研究所、およびその他教育機関が留学生を受け入れている。
清華大学留学生弁公室の呉運新主任によると、「今年、当校は1500人の海外留学生を受け入れる。この数字は昨年よりも200人多くなっています」。同大学はすべて英語で講義を行う修士課程を計10コース設けており、おととし以来、留学生数は毎年200人から300人のペースで増加しているという。
現在最も留学生数が多い地区は順に、北京市、上海市、天津市、遼寧省、江蘇省。また留学生数が最も多い大学は順に、北京語言大学、北京大学、復旦大学、上海交通大学、北京師範大学。外国人留学生は中国国内に設けられた全学科に在籍しており、各種専攻課程についてもいずれも外国人留学生が学習を続けている。学科別では、留学生が履修する専攻の上位5科目は順に、文学、医学、経済、管理、工学。また、外国人留学生を受け入れる機関の数も徐々に増加傾向にある。
「人民網日本語版」 2008年09月02日 |