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甘粛省 700年前に失われた西夏王朝の象棋を復元
発信時間: 2008-11-18 | チャイナネット

 
 甘粛省武威市で17日、西夏王朝(1038年~1227年)の「泥活字」の専門家である孫寿齢氏が自ら復元した西夏象棋を発表した。この象棋は、一般の中国象棋と同じく32の駒があり、盤と遊び方も基本的に同じだという。違うところは、西夏象棋には駒の両面にそれぞれ文字が刻まれていることだ。一面には西夏文字、もう一面にはその文字と同じ意味の漢字が彫られている。対戦するときは、一人が西夏文字、もう一人が漢字の駒を並べて、互いを区別するという。

 西夏王朝が1227年に滅亡した後、文字が失われるとともに象棋などの文化も徐々に失われつつあった。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2008年11月18日
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