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京杭運河で明代に作られた「閘門」を発見
発信時間: 2008-11-24 | チャイナネット

 

 

 
 
 京杭運河の山東省・台児庄区間で行われた土砂・ゴミ除去プロジェクトにおいてこのほど、明代に使われていた運河の閘門(高低の差の大きな水面で船を昇降・通過させる装置)が発見された。この閘門は細長い石と大きな黒いレンガで造られており、最も狭いところで8メートルと、当時の「漕運(政権が食糧を運河で首都まで輸送したこと)」の活発だった様子が蘇る。考証の結果、この閘門は山東省棗庄区間を流れる「泇運河」に8つあった閘門の一つで「頓庄閘門」といい、400年以上前の明代万暦年間に造られたものだという。写真は発見された閘門跡。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2008年11月24日
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