中国の南極観察基地「中山基地」で現地時間22日、衛星地上ステーションの建設と衛星アンテナネット接続のテストが完了し、衛星通信ネットワークを通じたウェブサイトへのログインとブラウズ、インスタントメッセンジャーソフトの使用などに成功した。中山基地からリアルタイムでインターネットに接続できるようになった。

衛星通信システムの設置・調整を担当した黄永剛隊員によると、これにより電子メール、インターネットのブラウズ、高速データ通信、マルチメディア業務などがすべて可能になり、南極観測におけるデータ交換のニーズが満たされる。

「人民網日本語版」2009年1月23日