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国家授時センター、標準時配信コントロール事業をスタート
発信時間: 2009-08-03 | チャイナネット

中国科学院国家授時センターはこのほど陝西省東北部の蒲城県にある授時部で、配信コントロール技術と総合実験研究のプラットフォームを立ち上げる式典を行った。「科技時報」が3日伝えた。

この配信コントロール技術と総合実験研究のプラットフォームを立ち上げるプロジェクトは、国家タイムサービスセンターが打ち出す3期革新事業のうちの重要なプロジェクトのひとつで、将来的に授時部の多機能性を主体としたシンボル的な建物が完成し、標準時配信コントロールなど基礎的かつ将来性のある研究がより秩序よく展開できるようになる。授時部は、国家授時センターの重要な支部であり、標準時配信コントロールシステムなどのほか、中国で唯一の長・短波標準時配信システムと現在運転テスト中の低周波タイムコードによる標準時配信システムを備え、なかでも長・短波標準時配信については「中国科学院国家大科学運行プロジェクト」にも列挙されている。

授時部は、主に中国の標準時配信の任務を受け持つとともに、それと密接に関わるシステム稼動技術や設備の技術改造、グレードアップを展開するほか、システム機能の拡張や新システムの構築などの研究・実験も手がけている。このほかにも中国の総合原子時のデータ交換や比較対照作業、時間周波数コントロールの研究などを進める、中国の重要な時間周波数配信サービス基地として知られる。

「人民網日本語版」2009年8月3日

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