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高世代液晶パネル事業が昆山でスタート
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

 国が初めて認可した高世代液晶パネル(TFT-LCD)プロジェクトの建設が12日、江蘇省昆山開発区で始まった。これはフラットパネルディスプレイ(FPD)産業をモデルチェンジによりグレードアップする代表的な事業で、独自の知的財産権をもち、大型液晶ディスプレイがこれまでのように完全に輸入に頼る必要がなくなる。人民日報が14日伝えた。

 同プロジェクトの総投資額は33億ドル、液晶テレビ用パネル(32-52インチ)のほか、デスクトップパソコン用パネルとモジュールといった製品が製造される。2010年の第3四半期に生産開始予定。生産開始後は月9万枚のガラス基板が処理され、年間1277万台の液晶テレビが生産、売上総額は年間約500億元にのぼる見通し。(編集KA)

  「人民網日本語版」2009年9月14日

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