今年に入ってから10カ月間で中国の3G(第3世代の携帯電話方式)は総体的に順調に進展している。10月末の時点で中国の3Gユーザー数は977万人、うち中国移動(チャイナ・モバイル)のTD-SCDMAユーザー数は394万人に達した。電信企業3社は今年の投資計画1435億元のうち、72.3%にあたる1023億元をすでに投じた。ネットワークも徐々に拡大され、電波の質も確実に高まっている。工業情報化部の公式サイトが15日報じた。
中国電信(チャイナテレコム)はすでに第1期工事を完了、11万7000カ所にアンテナ(基地局)を建て、342の地級市、2055の県・県級市、6000以上の郷鎮をカバーした。一方、中国移動のTDネットワーク第2期工事も完了、38都市4万6000カ所の基地局がすでに商業運営を開始し、電波の質も基本的に安定している。今進められている第3期工事は200都市4万2000カ所の基地局の設備入札を終え、ネットワークの構築もすでに全面的に展開、10月末の時点で97%の基地局の場所選びをはじめ、95%の総合改造、75%の単独基地局の調整をすませ、年末前に全計画を達成した。中国聯通(チャイナ・ユニコム)は10月1日から全国285都市で3Gサービスを本格的に商業化し、10月末の時点で8万カ所に屋外基地局を建てた。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年12月16日