同研究の発起者であるティミー・ガンビン博士によると、深海に潜るには高い技術と能力のあるダイバーが必要である。ダイバーは酸素ボンベをつけて短時間で作業をしなければならず、深さ110メートルの海底に潜るのに20分かかり、古代の物品を持って戻るのに140分かかる。資金不足によりチームは古代の物品を基地に持って帰ることができず、さらに効率的で資金を節約できる方法を探った。それは、ダイバーがカメラのハイライトを使い沈没船の内部を撮影するという方法である。
続いて、沈没船の調査チームは沈没船に残っていた陶磁器を調査し、その中にどのようなワインが入っていたか、またそれらのワインはどのブドウで作られたかを調査するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月14日