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japanese.china.org.cn |10. 12. 2018

第1回北京南海子文化フォーラムが開幕

タグ: 南海子文化


     業界の著名専門家が大興区に集結し、南海子文化について分析し、南海子文化の伝承と発展に助力した。


南海子歴史文化根源特別展が開幕


    第1回北京南海子文化フォーラムの開催と同時に、「古苑宸跡」南海子歴史文化根源特別展が大興区で開幕した。


    展示会は国家図書館が収蔵する清代末期の『南苑全図』と清同治年間の『鳳泉涼水河図』、浙江省博物館が収蔵する康熙年間の『京杭道里図』を初めて展示。『南苑全図』は南海子が栄えた時期の地域の境界、規模構成を具体的に示し、『鳳泉涼水河図』は南海子の湿地水系と運河の関係を説明、『京杭道里図』は歴史上の南海子と北京城、永定河、運河の関係を具体的に説明している。


    展示会は3D再現やVR技術などの科学技術を使い、南海子最大の行宮である団河行宮、清代初期の民族融合を示す徳寿寺などの歴史的建造物を再現。また徳寿寺、旧役所行宮、南紅門行宮などの建築物のミニチュア模型を製作し、南海子の古苑の風景をリアルに再現した。


映画『雪落徳寿寺』の撮影開始


   フォーラムは映画『雪落徳寿寺』の撮影開始を発表した。首都南大門に位置する徳寿寺は中国の歴史において素晴らしい痕跡を残した文化の代表地である。清代前期、順治帝はここでダライ・ラマ5世と接見し、乾隆帝はパンチェン・ラマ6世と接見した。この2つの歴史的接見は清代中央政府とチベット地区の関係史のおいて一里塚的な意味を有し、今もチベットのポタラ宮に収蔵されている壁画、勅封金印、金冊は貴重な歴史の証拠である。


   2018年6月、大興区委員会宣伝部の後押しにより、徳寿寺映画プロジェクトがスタートした。業界内外で名声のある実力派脚本家、プロデューサー、制作者が深く調査研究し、構想を練り、映画『雪落徳寿寺』の脚本が完成した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月10日

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