端午節祝い小学校で民俗行事　貴州省黔西市

貴州省黔西市谷里鎮和平小学校で、ちまきを包む先生（右から3番目）と生徒たち。

　中国貴州省黔西市谷里鎮和平小学校で先月27日、「伝統的な民俗行事で端午節を迎えよう」という活動が行なわれた。先生と生徒らは、地元の少数民族プイ族の伝統的な習わしに従って、粽子（ちまき）包みや伝統舞踊「竹鼓舞」踊り、香袋作り、古典の朗読、卵の殻に絵を描く「画彩蛋」などの民俗行事を開催。生徒たちに端午節に関する知識を広め、中国の伝統文化を楽しく学べるようにした。 

　竹鼓舞は、プイ族に古くから伝わる独自の踊りで、太鼓やビート音に合わせて、さまざまな大きさの竹鼓（竹製の楽器）を両手に持って打ち合い、跳んだり、体を回したり、地面を叩いたりするもので、伝統的な祭りの期間に披露するのが一般的だ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年6月3日