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japanese.china.org.cn |03. 07. 2022

農業・文化・観光の融合で無形文化遺産の魅力伝える 広西霊川県

タグ: 無形文化遺産
中国網日本語版  |  2022-07-03

 

伝統文化の魅力を伝える「儺舞(なぶ)」。


 広西チワン族自治区霊川県にある潮田郷金谷氷泉農業モデル基地では最近、無形文化遺産に指定されている「儺舞(なぶ)」と呼ばれる伝統的な仮面舞踊が披露されるようになり、伝統文化の魅力を感じることができるとして、観光客らの間で人気を呼んでいる。 


 県では伝統的な祭りの文化を活用して、質の高い文化観光産業の振興に取り組んでおり、伝統文化と観光産業の融合を促進することで、農村おこしにつなげようとしている。また、郊外の地理的優位性を生かした、レジャー体験型農業の振興に向け、「一村一品(村ごとに特産品を一つずつ育てることで村おこしにつなげる取り組み)」の特色ある農業経済の確立を図っている。


 地元では、郷鎮幹部らが定期的に田畑を訪れて、農業技術の指導や訓練を実施。党幹部やボランティアらが、生産者とスーパーマーケットとの橋渡し役になったり、ライブコマースによる販売を支援したりするなど、農業、文化、観光の融合を効果的に進めている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月3日

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